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5歳の子からみたアイヌ世界

執筆者の写真: kanonkanon

こんにちは、kanon です。

今回は描いたイラストについてお話しします!


「製作記」をタイトルにつけなかったのもそのためです。製作記だと文量が多くなってしまうので、気軽に書ける内容を書く練習としても、今後はこの形を続けていこうと思います。


5歳の子からみたアイヌ世界

さて、イラストについて解説していきます。


今回の制作のテーマは「5歳の子から見たアイヌ世界」です。


元々北海道のアイヌ文化は「ゴールデンカムイ」という、私の大好きな漫画から知って、それ以来ちょくちょく調べていたのですが、ここ最近別件でアイヌ文化にふれることがありまして、特に何も考えずに、落書きのつもりで描き始めました。


物怖じせずいろんなところをうろちょろするのが好きな五歳児、彼には10歳歳の離れた狩のうまいお兄さんがいて、里山の中をうろちょろして彼が獣に襲われそうになったり、何かとピンチに陥るとお兄さんが助けてくれる。そんな五歳の子が、ある日女装した男性が長を務める集落を見つけて...みたいなお話が思い浮かんだので、「形にしてみよう!」と意気込み描き始めました。


無邪気で怖いもの知らず、出来事をありのまま受け入れる五歳児からみた世界、彼がアイヌ世界に対して、どういう反応をするのか、その面白さを表現する漫画を描いてみようと思ったのですが、そもそも5歳児の視点というものが、どういうものなのかわからない。

ただでさえ内容がなさそうな漫画になりそうなのに、メインとなる「五歳児の視点」が分からずに頓挫してしまいました。

白黒なイラストなのは、「漫画」にしようと思った名残です。


落書きなので最初はアイヌ民族じゃない民族を描こうと思ったので、わかる方にはわかってしまうと思うのですが、かなりフィクションを織り交ぜて描いています。

実験的な制作

以前、出版社に作品を持ち込んでみた時に持ち込んでみた時に「白黒イラスト(ラノベとかの挿絵に使うそうです)も見たい」と、言われた事を思い出し、個人的に描いてて飽きがちな白黒のデジタルイラストを勢いに任せて描いてみよう、そして完成させてみよう!と意気込み、作業も飽きないうちにとスピード感を持って進めていました。一気に描きあげたかったため、途中経過の画像も残していません。


構図が下の方がガラ空きなのも、本としてタイトルなどの「文字」を入れる事を想定した構図を実験的に試してみたかったからです。


 

と、結局「制作記」のように緻密に描かなくても、長くなってしまいましたが、今後はこんな感じで行きたいと思います。




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