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ハロウィン・クリエイション

最終更新: 2019年11月4日


こんにちは、kanonです。さる10月31日、最近日本でも流行っているハロウィンでしたね。祝日休日になるわけじゃないけど、どこか日本全体がちょっと浮かれるようなそんなイベントに向けて、私はいつものように作品制作をしていました!いつものイラストはもちろん、今回はちょっと変わった、「ボディペイント」をやってみました!!


でも今回の(というか毎回です)ボディペイントはちょっとグロめの内容なので、苦手な方の目につかないようまずは制作したイラストについてお話しし、そのあとボディペイントについてお話することにします。


血やグロ系が苦手な方は、イラストのお話しだけ読んでそっ閉じしていただくか「2016年から初めて4年目、「ハロウィンボディペイント」(グロ注意)」を飛ばし読みしていただけると幸いです。

早く描く!ワンドロから始まったハロウィンイラスト

ワンドロとは、1hour drawingの略(多分)で、1時間でイラストを一から完成まで描くチャレンジのことを言います。Twitterとかでは #お絵かき60分一本勝負 とか言われています。


前前回のブロで書いたとおり、コミティアのイラストを描こうとしても、ボツをだしまくり、なかなかいいイラストが描けずに悩んでいた矢先に


「そうだ!ハロウィンのイラストをワンドロで描いてみよう!うまくいけばイラスト本に乗せられる絵になるかも!」


と描き始めました。


わざわざワンドロにしたのは、仮にこのイラストがボツになっても、「一時間しか」無駄にしないからです。仮にボツになってもこのアイデアが起点になって新しいイラストが描けるかもと、すがる気持ちで描き始めたのが今回のイラストでした。


まずはワンドロの制限時間である1時間時点の作品の状態を見てみましょう。

ワンドロの制限時間、1時間時点でこの完成度です。絵で伝えたい情報は大体わかりますが、全体の完成度にいまいち納得がいきません。


今回、1時間でクオリティを上げることができなかった反省として思い当たるのは、資料を見なかったからということです。


1時間で描かなきゃと焦るあまり、わからないところの資料を見ないで描いてしまった。


結局このせいで、憶測でわかるところしか手がつけられずクオリティを上げられなかったというのと、どう描いていいのか分からず悩みながら模索するほかないという時間のロスにもつながってしまったわけです。


ワンドロに限らず、早く描くには資料をあらかじめ集めておく必要がある。そのためにはどんな絵を描くか、普通に描く以上に考えてなければいけないということです。


これは納得いかない。資料を見て再戦だ!と納得がいかないから、まだまだ描き込みたくなり、結局1時間を越えて描き進めて始めることになりました笑


こうして考えると、ワンドロは描くやる気がない時に、「1時間だけでいいから!描こ!」と

描き始め、「1時間描いたけどこれしか描けなかった!納得できない!」とやる気を引き出し、作品を作り上げることに使える気がしますね。


結局6時間かけて描き込みをし、ひとまず完成です!


特に洋服のレース部分をこだわっています。レース部分はきちんと描かないと、普通の透けのない洋服の生地と差別化できないと思ったからです。


肌の塗りは以前描いた「飽食 Gluttony 」というイラストの塗りがかなり好きだったので、それを意識して、粘性のある絵の具で塗りこむようにして塗りました。


最近、資料を見るとかなり細部まで見ることができるようになったのか、その細部を絵で表現しきりたいという欲求があり、細かく書き込んでみたのですが、集中力や精神力がついていかず、途中で投げちゃう、ということが結構あります。


この絵も正にそうで、洋服のレースを描き切ったあとはあまり深く描きれていないです。


今まで元々そんなにない集中力や精神力を、こまめに休憩とったり、集中する時間をきめたり、集中しやすい環境を作ったりと技術的にアプローチを重ねてきたのですが、どうも今回は上手くいきません。


かなり厳しそうな、スランプのような感じですが、同時に細部がより見れるなようになった、それに対応できる集中力、精神力を求められている、という事実は上達の兆しのように思えます。色々試行錯誤して頑張っていかなきゃですね。


と、最初の描くスピードを上げるという目的以上の課題の収穫があった制作となりました。


2016年から初めて4年目、「ハロウィンボディペイント」(グロ注意)

ここから先はグロ注意です。苦手な方はそっ閉じしていただくか、この記事を飛ばし読みしていただけると幸いです。


ハロウィンのボディペイントを始めたのは4年前、kanonが半年間のカナダ留学に行っていたときのこと。その年は留学中お世話になっていたホストファミリーと一緒にハロウィンを迎えました。カナダでは大人もハロウィンに参加するようで、当然のごとくホストファミリーも仮装をしようと、ハロウィンに向けて着々と支度をしていました。私は留学に出てもハロウィンは日本での例年通り、仮装もイベントも出ず、ただハロウィン商戦で売り出されるお菓子の余り物をちょっと食べてハロウィン気取りをする予定でした。仮装はお金がかかるということもあるのですが、いろいろ用意するのがめんどくさかったのです。


そんな中「kanonはハロウィンの仮装何するの?」とホストファミリーに楽しそうに聞かれました。「めんどくさいから仮装はしない」とは答えられませんでした。


「めんどくさいから」

それを理由に楽しそうなことを自ら諦める。いつからこんなつまんない人間になったのかと自分に対する呆れから、さらに頭をひねり考えるとふと思いつきました。


「仮装が面倒いなら描けばいいじゃない!」


と、言う事で私のボディペイントへの挑戦が始まり、4年が経過しました!



※ここから先の画像は本当にグロ注意です!しつこいようですが、苦手な方は飛ばすか、そっ閉じしていただくかお願いします!※



ブログではこのことについて描いたことがなかったし、pixivなどにも掲載しないし、何より一年に一回なので、kanonのボディペイントを知らない方も多いと思います。


ですのでまずは、制作したボディペイント時系列でみてみましょう!


まずは2016年


この時はハロウィンの前に当日ボディペイントをすべく練習を挟みました。


当時ボディペイントで名を馳せていた某美大生アーティストさんの作品を模写することから始めました。当時、リアル系に描くのはどうも根拠のない自信があり、実は最初は写真だけを見て描いて、そのあとにアーティストさんの同じモチーフを描いた作品を模写してみました。



すると、アーティストさんの模写をした途端、一気にリアル度が上がっていくではありませんか!!


だからこの人、有名アーティストなんだな。すごい!とひしひし感じながら、吸収したであろう技術を用いて今度はその下に、自ら写真を見て唇を書きました。



ホストファミリーに見せたら驚かれました!


そしてハロウィン当日、首に描いたのは「首の縫い目から這い出るタコ!」




もっとハロウィンらしいものいっぱいあったのに、なぜこのネタを選んだのか・・・・。

このアイデアは一体なんなのか、当時描いている私もわからなかったのですが、なかなかグロめに描き切ることができて大満足。

なんとボディペイントをしたまま、街へ繰り出したのですが(!!首なので特に隠しもしませんでした。)街の人からは特に反応はあったわけでもなく私の初めてのハロウィンボディペイントは終わりました。今思えば絵が暗すぎてわかりづらいのと、まずアイデアがわけがわからないという難点があるのですが、それ以上にカナダの人たちの「武士の情け」であえて反応してもらえなかったのかもしれませんね笑



続いて2017年


日本に帰国し、かなりくすぶった毎日を送っていましたがそれでも律儀にハロウィンボディペイントはします。昨年に比べて力が抜けている感じもします。手のひらの文字は私のボディペイントを初めて見た妹が描いてくれました。



2018年!


この年のこの日は就職活動で面接に行って、そのあとにボディペイントをしました。5時間ぶっ通しで描きつづけ、それまでには例を見ないクオリティになりました!が、腕に描くことを考慮していないデカさで蝶を描いてしまって、羽が腕の形に合わせて曲がってしまったり、何より5時間なんてかけたら自分だから耐えれたものの、もし人にしてあげるとなったら大変なことになります。



時間短縮と、描く場所を考えて描くという反省を得ました。




そして満を辞して2019年!


この年は、なかなかこれが描きたいというアイデアが出ず、当日までずっと悩みつづけ、無理やりひねり出したアイデアでした。



タイトルは「トリックオアトリート、空腹の手にあめちゃんを」です!

無理やりひねり出したアイデアだし、特に考えあって描いていたわけではないので、出来も面白さもあまり期待していなかったのですが、アイデアもコンセプトもかなりストンと腑に落ちる感じがあるのが成長の証だと感じています。


アメちゃんはハロウィンで仮装してもらうお菓子で、それを加えている唇はハロウィンらしくバケモノの唇っぽいものです。唇のポーズは難しかったので、実際に自分で同じポーズをとった写真を撮って資料にしました。傷メイクなどを参考に、口裂け女風に描いてみました。


制作時間もきっかり2時間。ここでも昨年を意識して、短時間での完成を目指してみました。ひとまず形になってきたので完成。



休憩がてら近所の子供のハロウィンを見に外へ散歩へ出ます。

が、その間ずっと消さずに手に残っていたボディペイントを眺め、修正について考え出します。


唇の肉は厚いのに、全然厚さが表現できていない。陰影がギラギラしすぎな割に全体的にのっぺりしてる。唇の上の部分に濃い影を落とせば対比で唇の上部分のハイライトの光をちょっと暗くしても引き立ちすぎなく、程よく照る。裂けた部分の皮膚は人間の皮なのになんで切り口が白なのか。


よくよく考えてみると、全く頭を使わずに、資料だけをみてただ惰性で描いていたことに気づかされます。


最近イラストでもこういうことが多く、考えなしで描いてボツにする作品も多いので、絵を見て、マーキングや気づいたことを書き出してみるなど、冷静に考える時間を取るなどして考えながら描く癖をつけようと思います。


そして帰宅後、ちょっとだけ絵の具を出して30分ほど修正を入れてようやく完成しました!!

写真で見ると、一旦完成させた時と、だいぶ完成度が違いますね。




なんと今年のボディペイントは、こうやって手を添えるだけてトリックアートになってしまうという一粒で二つ美味しい作品に仕上がりました。



線や作品の繊細さが例年に比べて上がっているのも成長の証ですね。描いているときは「あれ、この絵もしかしたら今まで描いたボディペイントの中で一番リアルじゃないんじゃない?」とどうもリアルさが欠けている印象があり不安の中で描いていました。肌周りの塗りがちょっと雑になったり、唇の裂けた皮が薄かったり、傷メイクが去年ほどうまくいっていないということを考えると反省点はまだありますが、リアルさに関しては写真を撮ってからはそんなに気にならなかったです。


来年はまたボディペイントでグロ系をやるなら、今回気になった傷メイクを上手にしたいです!


と、今年はアート盛りだくさんのハロウィンでした。盛りだくさんすぎて一部現実逃避して現在着手中の作業をサボったりもしましたが、無事終わったし心機一転、やるべきことも頑張っていきます!


ボディペイントの面白さは、ボディペイント自体は1年に一回しかやらないくせに毎年毎年、だいたい上達していて、自身が成長していることに気がつけるということです。


イラストの方は作品の出来はともかく、新たな課題が見つかった制作になりました。


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