こんにちは、kanonです。
今回も最近描いたイラストについてのお話です。
些細なアイデアでも形にすること
これは、私が最近気をつけていることです。
私はアイデアが出るときと出ないときの差が激しく、アイデアが出ないときはほとんど何も思いつかないなんて状況によく陥るから、アイデアが出る時に描いておいて、アイデアが出ないときに思い出せるようにしておこうと、最近意識し始めました。
この特性を「ムラっけ」なんて言えば天才っぽくてカッコいいのですが、プロとしてはアイデアが出ない日でもアイデアを出さなきゃいけない時があるわけですから、プロを目指すならあまりいい癖とは言えません。
さらにアイデアを普段残しておくと、いざという時に「ブリコラージュ(二つ以上のものを組み合わせて、新しいものを作り出す)」みたいなアイデア出しにも使えます。
と、長々と話しましたが要は「天使の女の子が地面を歩くための靴を(普段空を飛ぶからあまり必要ない)必死で履いているのを描いたら、逆説的で面白いんじゃないかな〜」というアイデアが浮かんだので、落書きでもボツになってもいいから残しておこう!ということで描き始めました。ということです。
さらに、このイラストは私がTwitterで新たに知った絵描きさんの髪の塗り(髪が綺麗に描けないのが悩みでしたので…)と、配色を参考にし、さらに最近の目標である「デッサンが崩れてても絵として成立してる絵」を目指してあえて人体デッサンが崩れてるのをそのままにし、絵としての美しさを考えながら描いた、いわゆる実験的制作でもあったため、アイデアが出ない時のストックと、技術のストックとしても一石二鳥になればいいなあ...。といった感じでもあります。
引越しの挨拶状になった!?
絵を描いている期間、実は引越しをしていました。引越しの片付けをして、その合間の息抜きに描きながらこう思うわけです。
「このイラスト、余白広いし文字入れやすいから引越しの挨拶状になるんじゃない?翼も靴も、移動(引越し)を想起させるし…」
と、いうことで「引越ししました」のフォントのレタリングも絵に合わせて描いたら、なかなかいい感じになったので、引越しの挨拶イラストにもなりました。
ただちょっと若者趣味っぽい雰囲気になったので、年配の知り合いに送るのは…って感じでした。
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