シロソフさん
自慢の白ソフトクリームを売りたいあまり、イメチェンにて宣伝塔になったひと。

こんにちは、kanonです。
今回はちょっとした思いつきから生まれた「シロソフさん」のキャラデザインと作画について書きます!
チョコソフト型のアレ頭の人が描きたい!
「Thought世界の住人のキャラクターデザインとコンセプトアートの本が作りたい」とことりちゃん(https://kanon2266.wixsite.com/azumikanon/post/artforlifeseisakuki )
を筆頭に制作を初めてみたものの、なかなかいいキャラクターデザインが思いつかずに、制作の合間にとりあえず自分が好きな属性を持ったキャラを落書きしてアイデア出しするという毎日を送っていたのですが、ある日突然思いつきました。
「ウンコ頭の人が描きたい」
ウンコ頭だけどこれはウンコではない!と言い張るちょっと変な人を描こう!
と。思い立ったのでとりあえず描いてみた次第です。
ただウンコ頭という見た目上の個性だけでなく、その人の内面も掘り下げたいので、何をしている人なのかを考え、結果的にソフトクリームを売っているアイス屋さんになりました。
(連想してしまったらごめんなさい。)
最近暑いので、だんだんアイスクリームが恋しくなってくるのか、キャラクターデザインにも反映されるそうです。
あったかいところでアイスを売っている人なので、風が通り抜けるような、フォークロア調の緩めの格好にします。着ているものは、一見現代的な洋服ですが、よくみてみるとどこかの民族衣装を現代風に着こなしているだけ。みたいなイメージです。シロソフさんの出生やシロソフさんを取り巻く世界観が少しずつ見えてきます。
頭はきちんとソフトクリームの資料を見て描きます。絞り口の繊細な跡が見えるソフトクリームではなく、最近流行っているよりウンコ型に近い形のソフトクリームを参考にしています。(連想してしまったらすみません。)

とりあえずラフと線画を描いてみたのですが、ポーズが大人しすぎて、シロソフさんの性格がいまいち見えてこないので、この二つをもとに彼のポーズを描き直します。
以前も言っていたのですが、「キャラクターの見た目だけでなく人となりや性格が見えるキャラクターデザイン画」を心がけて描いているので、動きや表情にもこだわって描きたいのです。

手についたソフトクリームをペロッと舐めているようにも、「いかが?」とソフトクリームをすすめているようにも見えるポーズです。
色はとりあえずわかっているソフトクリーム頭とその周辺から塗っていって、置いた色に合った色を置いていきます。
この時点で洋服の模様も描き込んでみます。
色が決まったら次はお待ちかねの陰影付けです。
難航!褐色肌の塗り
特に肌の影塗りは一苦労しました。
彼の褐色肌だと、普通に乗算レイヤーで影を置くとかなり暗くなってしまいます。
なんどもやり直しを重ね、もう影なんか塗らずにこのまま完成させるかと心が折れそうになったとき、株式会社グレンジさんのこのブログを偶然発見しました。この記事ではキャラクターの色の塗り方を紹介していました。
https://grenge-creators.amebaownd.com/posts/1414330
この記事ですと、キャラクターの陰影があまり強くないのですが、たしかに描き込まれていることがわかります。
影があまり強くないので、シロソフさんの顔が暗くならないんじゃないか?と思い立ち、早速ブログに書かれていた方法を真似て塗ってみます。
影は以前ねずみちゃん
https://kanon2266.wixsite.com/azumikanon/post/nekonokubinisuzuwotuketemitaseisakuki
を描いたとき同様パレットを作って決まった色を置いていきます。

このやり方だと陰影に統一感が出るのですが、いまいち混色や配色による色の深みが表現できず、そのせいか物の質感の表現もうまくできなくなってるような…。レイヤー分けの陰影付け、何かいい方法ありますかね…?
結果、あまり塗り方はこのブログに書かれている感じとは似なかった(精進が必要ですね…)のですが、顔が暗くなってしまう問題が解決しました!

美味しそうなソフトクリーム頭ができました!全体的に湿ってるような質感になってしまい素材感による差がいまいち出せなかった感じがします。
塗りは今後のレイヤー分け塗りの課題ですね…。
キャラクターデザイン時代はかなり気に入っています。ちょっと不気味感があり、アイスクリーム以外も売っていそうな感じが個人的に好きです。
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