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執筆者の写真kanon

「人生楽しそうな君が好き」 ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドファンアート製作記

こんにちはkanonです。

今回は長いこと製作している作品を差し置いて、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのファンアートを描いてみました。


ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドにハマった

この作品の制作の経緯は、バイト代でやっとこさスイッチを買って、単にゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをプレイしてハマってしまったからということです。


ハマっているうちに何か描くかという感じで描き始めました。


世界の美しさやゲームの自由度の高さ、行っても行ってもきになるものが目に入り、目に入るもの全てが遊びになる。


このゲームでは、ただご飯を作ったり、フィールドを歩き回って一日が過ぎることもあります。


リアル生活でそんな生活をすると、「ああ、今日も何もしなかった…」なんて罪悪感を抱いたりもします。


しかし、このゲームではそんな何気無い1日も美しく、尊く、楽しく感じさせられました。

ただ生きているだけで、素晴らしい。美しい。

リアルでもそんなことを考えさせられ、とても癒されています!



タイトルのわけ

「人生楽しそうな君が好き」、


今回の主人公リンクは、それまでのゼルダシリーズのリンクとは違い、あまり「勇者」としての重みを感じさせない主人公だと思います。


料理も旅も自由気まま、美しい自然の中で、さまざまな事柄に全力で心を動かしながら、人生を楽しそうに生きている彼の軽やかな心地よさがいいなとおもいこんなコンセプトで制作を進めました。


制作で気を使ったこと!

さて、ようやっとイラスト制作についてのおはなしです。



ハイラルの空気、風の流れる感じを意識した空気遠近をより効果的にすべく画面全体を描き込みすぎないように描き進めていきます。

描き込まない所と描き込む所の差をつけると

より空気感を表現できます。


原作のイラストのオマージュかつ個人的な好みもあり、筆のタッチをあえて残します。


筆のタッチを残すと、見せるべき細かいところの描き込みか甘くなったり(今回は実際にそうなってしまいましたので、次は気をつけないと…)、そのせいで見せるべき場所がわかりづらくなったりするのですが、明暗を利用し差をつけることである程度対処ができます。


リンクのいる場所が、そこそこ標高の高い場所なので、あんまり背の高い草が生えないだろう、岩の削れ方はこんな感じだろうか?と実際の植生や地形に矛盾がないように考えながら描いていきます。


ただ、配色は自然のものではありません。実物の自然は撮り方を工夫してもなかなかここまで鮮やかにはなりませんが、絵なので。

自由に光や色を工夫できます。


特に自然の配色は、心で感じた(だいたい大げさになります)自然の美しさ、みずみずしさ、空気感を表現すべく、陰影を気にしつつ空の色を拾いながら、美しいと思う色を探りながら進めていきます。


以前宝石の国のコンセプトアート集を見た影響もあり、(自然がめちゃくちゃ綺麗なコンセプトアート集です!)、彩度が高めの空の色に近い緑がメインになりました。


ちなみにこの作品も宝石の国のコンセプトアート集を見て、影響されて描いたものです。


自分が何を美しいと思うのか、普段から知っとくのも勉強だと思ってます!


あんまり空の色ばかり拾っていると、絵が青く染まってきてしまうので、仕上げに黄色をオーバーレイでかけたり、補色(今回の場合はオレンジとか赤)をところどころに差したりして全体の色をより際立たせていきます。


あとは描き込みが足りないとこは描いて、逆に描き込みすぎたとこは潰したり、描き込み量やら色、明暗やらを調整して…



ひとまず完成!

今まで何気に描いたこと無いような爽やかで涼しげな絵に仕上がりました!

空気遠近が思った以上に良く表現できててびっくりです。


描き込みすぎないってやっぱ大事なんでしょうね。


気合いを入れて描いた足元の草はあまりタッチを足さない方が良かったかも…

反省点も多々ありますが、今までの私にない作品になった気がします!


ゲームの方もまだまだクリアしてないし、まだまだやりたいことたくさんなので引き続きプレイします!





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