こんにちはkanonです。
先週の記事で、二次創作メインの記事には一区切りをつけ、今週は珍しく一枚絵を描かずに、代わりに昨年「作る!」と宣言した絵本のお話作りをやっていました。
絵本を描く!その夢を叶えるためにお話作り
昨年「絵本を描き始めます!」と高らかに宣言したkanonですが、いまだに絵本のコンセプトはおろか肝心のお話すら考えていない、というのが現状です。
絵本は今年5月のCOMITIA(抽選とかもあるのでまだ確定したわけではないのですが)で頒布する予定で描き進めるつもりでした。
どのみちだらだら進めても完成しそうにないので、先週2次創作に一区切りをつける!という宣言を機に本格的に絵本に向き合おうと、今週は絵を描くのではなく絵本のお話の軸を考える週にしました。
何度かブログで触れている通り、kanonはお話を考えるのが苦手です。
イラストの裏に隠された物語など、ワンシーンの単発のお話を考えることはよくやるのですが、絵本とか漫画のようにたくさんのシーンとエピソードが次々とつむぎ重なり、最終的にオチを持って終わるようなお話を考えることがとても苦手です。
以前のブログでは「ことりちゃん」を主人公にした絵本を書こうと昨年からずっとお話を考えていたのですが、どうもことりちゃん主体だとお話が思い付きづらい。
このままずっと考えてタイムリミットがきてしまうよりも、別テーマでもいいからとにかく「お話」と呼べるものを考えてみて、形にしてみる。
使えそうなエピソードがあったらことりちゃんの話にうまく組み込んでみる。
という数打ちゃ当たる的な作戦でとりあえずどんな些細なものでもいいから思いついたお話を形にしてみるという手法をとっていました。
お話の内容を実際に絵本にしてしまうかもしれないので、詳しくはお話できませんが、今週はお話のアイデアを見える化すべく描きためたラフを抜粋して公開していこうと思います。
お話のイメージラフ
お話の内容が思いついた分だけ、ざっくり情景からデザインしてみます。
どれも描くのにに数分くらいと言ったところでしょうか。
まだ完全にお話が書けるだけの情報は現時点では集まっていません。
正直漫画や絵本のお話作りというよりはゲームの内容作りに近いことをやっていますが、これをすることで、セオリー通りに書いた絵本や漫画などとは一線を画す雰囲気を持った作品を作りたいと反骨精神のような気持ちでやっている節があります。
まずは主人公たちのキャラクターデザインです。変身ものではありません。
お互い全く別の存在だけど、左の子の見た目に右の子が寄せているイメージです。
右の子(以下主人公。左の子はこのブログでは以後出ません。)のうなじには肌に直にリボンが縫い付けられています。
首の濃い影の色に華やかさをもたせたいと強い赤を使ったのですが、盛大に失敗しています。(ラフなのに)
最初のラフでは主人公の衣装が具体的に決まっていなかったので、具体的に決めたラフを作りました。
左側がきれていますが、もともとこのラフは横長の画面で、左側にたくさんデザインの没を描いたので完成形だけでいいかなと思って切りました。
衣装は軍人さんの結婚式に着る制服をイメージして、デザインしています。
胸のコサージュとカフスボタンは水仙の花をモチーフにしています。
一応水仙の花であることに意味があるのですが、それはお話ができたときにでも説明しようと思います。
主人公の住処での生活のラフです。宝石がたくさん敷き詰められた大穴で暮らしているイメージです。
主人公のポーズを何点かざっくりと描いてみました。
主人公の軍人風の見た目から分かる通り、バトルものの予定なので、バトルシーンのイメージが多いです。
レイピアのような細い剣使いだと、カッコいいのですがあまり強そうには見えないですね。
主人公の仲間のキャラクターのイメージです。主人公同様、軍人の結婚式衣装をイメージした衣装を着て、肌の一部分にリボンが直に縫い付けられています。
山茶花やアマリリスのアクセサリーは主人公の水仙のアクセサリー同様意味があるものです。
<以下ちょっとグロいイラストがありますので、ご注意ください>
アマリリスの飾りをつけた女の子のイメージのラフです。
サイドテールの髪が解けて誰これ?な状態。
直に肌にリボンを通したり、虫ピンのようなもので体を貫かれても平気なのは、主人公やアマリリスの女の子が人間ではないからと言う設定です。
お話の世界観を感じられるラフにしたかったのですが、いまいち自分の中で美しいと思える世界にならずにしっくりきません。
普段お話の画像、世界観から思いつくのですが今回は珍しくお話の内容から思いついています。
このお話作りはまだお話になる程情報が思いついていないというのと、世界観すらまともに考案できていないという点で現状かなり制作が難航しています。
が、自分の表現したいと思っていたテーマなので、せめてことりちゃんのお話に落とし込むことになってもなんとか形にしたいなと思っています。
つまるところ先週に二次創作を先週封印して以降、今週はお話はおろか絵のアイデアすらも思いつかなかったと言うのが結論です。
そのため二次創作に頼らないとここまで何もできないのかと、創作のアイデアや熱意が尽きてしまったのではないかと個人的には創作で食っていくことの不安が見え隠れする週でしたが、まだやれることはあるし、もう少し冷静になって違うことでもやってみようかなと思えた週でした。
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